災害ボランティアバス(ボランティアツアー)
関連マニュアル
みえ発!ボラパック
大災害が起こり、ボランティア活動が始まったという報道を見聞きしたとき、あなたは何を想いますか?
少しでも被災者の力になりたい!
災害現場へボランティア活動に行きたい!
でも、何をどうすればいいんだろう?
…行ったことのない場所だ
…ひとりでは心配、誰か一緒に行く人はいないかな?
…お金もかかるよね…
…なんて、不安はふくらむ一方です。
そこで、
…友人や仲間に声を掛けてみんなで現地に行こう!
…こんな時、災害現場行きのパックツアーがあれば便利で良いのに…
と思い至ったあなたのためにこそ、このパンフレットは生まれました。
ひとりでは小さな力も、合わせればできないことなんてありません。
パックツアーがないなら、作っちゃえばいいのです!
自分たちで!
このパンフレットには、
災害時に「三重県ボランティア情報センター」が企画・実施したボランティアパック(以下ボラパックと表記)から搾り出したノウハウが、ぎっしりと詰まっています。
災害なんて、そんなに頻繁に起きるものではありません。
でも、もし不幸にして起こったとき、このパンフレットがあなたやあなたの仲間の力を最大限に引き出すきっかけになれば、と願い作成しました。
まずは、試乗してみてください。
~序文より~CONTENTS
●STEP1 バスを出そう!…に至るまで
●STEP2 事務局立ち上げ!…やることいろいろリストアップ
●STEP3 事前準備! ボラパック・コーディネート
●STEP4 いよいよ当日!…集合~受付~現地まで
●STEP5 作業終了!…活動~終了~帰路・引継まで
●STEP6 活動の終わり時
●STEP7 参加者の声から…
●被災地からのメッセージ・あとがき
編集 三重県ボランティア情報センター「みえ発!災害ボラパック」製作プロジェクト
(2004年 みえ防災市民会議の前身であるみえ防災ボランティアコーディネーター養成協議会の有志で、三重県からの委託を受けて制作しました。)
みえ発!ボラパック〜安全運行・法令遵守編〜
災害ボランティア活動において「ボランティアバス」事業は
・災害ボランティア参加の敷居を下げるため
・災害ボランティア活動の安全性を高めるため
・被災地の交通渋滞を緩和するため
・事前オリエンテーションや班分けを現地到着前に実施できるため
・現地ニーズに沿ったボランティアの募集を実現するため
など、被災地にとっても参加するボランティア自身にとっても意義のある取組です。
一方で、多くの方を募集して移動や宿泊手配を伴うなど、主催者は実施するにあたり安全や安心に大きな責任を伴います。
また、主催者として配慮すべきひとつのポイントとして「法令の遵守」があります。
2016年5月に出された観光庁通知をうけ、あらためて災害ボランティアバスの安全確保や法例遵守について、正しく理解し、取り組んでおくことが必要となっています。
被災地・被災者支援と安全・法令遵守をいかに両立するか? このマニュアルにはそのヒントがたくさん掲載されています。
災害時に関わらず、ボランティア活動においてバスの手配を伴う活動をされている方、ぜひ一度手に取ってみてください。
みえ発!ボラパック〜安全運行・法令遵守編〜
【2017年観光庁通知追記版】
2017/7/28に観光庁から追加の通知がありましたので、その抜粋を追加し、関係するページに赤字で但し書きを追加しました。今後も状況に応じて変更の可能性がありますので、最新の情報があり次第更新される可能性があります。
2023/7/26時点における「災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用地域」はこちら
(最新情報は別のページが作成されている可能性があります。観光庁サイト内で「災害 ボランティアツアー」をキーワードに最新情報を検索してください)